石垣市総合体育館(石垣市平得)サブアリーナで現在、「冬の大北海道物産展」(事務局=TEL 011-775-6767)が開かれている。石垣での本格的な北海道物産展は昨年に続き2回目。今年は宜野湾市で3日間、宮古島で3日間開いたのに続き石垣島で3日間開催する。
サブアリーナの会場は昨年の半分から全体に広げた。飲食では、タラバガニ、サケ、ホタテ、明太子などの魚介類、ラーメン、魚介類をのせた弁当、黒豆、スイーツなどを用意。会場の床にはブルーシートを敷き土足で入場できる。買ったばかりの弁当などを楽しめる飲食スペースでは、買ったばかりの弁当やラーメンを食事する様子が見られた。
同展を企画した花田勝二さんは「昨年は3日で2万5000人の皆さんにお越しいただいた。手応えをつかみ、今年も開催できてうれしい。今後も続けていきたい。昨年は初日に2000人の来場だったが、すでに3000人。明日は売り切れになる店が出てくるかも」と話す。
今年は昨年から10社増の26業者が出展。商品は全て北海道から輸送し、経費は昨年から400万円増え1,000万円になるという。今年はスイーツと珍味を1社から3社に増やした。「北海道の生の味をぜひ試食でいいので味わってほしい」と花田さん。
来場者は「普段食べられないものばかりが並び北海道に来た感じ。たくさん試食して気に入ったら買って帰りたい」「職場に北海道出身者が2人いて、『炭や』さんに行くといいとアドバイスをもらって来た」と3種類の試食の焼き肉を食べた。業者は「今日はししゃも売れ筋注意報を3回出した。明日はもっと出すはず」と意気込む。
開催日時は、25日=10時~19時、26日=10時~17時。