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石垣に家族経営の鮮魚店-漁師の父が捕った魚をその日のうちに

店主の白保鮎さん(左)と母のみね子さん

店主の白保鮎さん(左)と母のみね子さん

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 石垣に4月10日、「あゆ鮮魚店」(石垣市新川、TEL 0980-87-0745)が開店した。店名は店主の白保鮎さんの名前から。母のみね子さんが魚の名前から選んで名付けたという。

閉店前に売り切れてしまうことも

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 店舗面積は15坪。持ち帰り専門店だが、天ぷらは味見もできる。鮎さんの父、玉城肇さんは漁船「琉洋丸」の漁師。自分で捕った魚を家族の店で販売する沖縄で一般的な天ぷら・刺し身業態とした。

 玉城さんは毎日2時~11時ごろ漁に出掛ける。漁場は石垣島から1時間30分ほど船を走らせたパヤオ(浮魚礁)近くで、マグロをメーンにシイラ、カジキ、イカなどをその日売る分だけ捕る。帰るとすぐに魚をさばき、12時から店頭に並べる。

 メーンの商品は刺し身で、マグロ(小=300円、大=500円)、シイラ(500円)、カジキ(小=300円)など。閉店時間を前にほとんど売り切れるが、余りそうになると、みそあえにしての販売も。「お客さまから量が多いと言われる」という。白身魚とイカも200円から希望の金額に合わせて提供する。「子どもでも食べやすいように柔らかくしてから揚げるのが特長」とも。「パパイアの千切り」「島らっきょう」「ニンジン」(以上100円)なども並ぶ。

 「予算に合わせて刺し身や天ぷらのオードブルも作る。卒業・入学式、お盆、お祝いなど、人が集まる時に利用してほしい」と鮎さん。

 営業時間は12時~19時。日曜定休。

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