「2014春のてづくり市」が5月24日・25日、石垣市民会館展示ホール(石垣市浜崎町)で開催された。
毎年春と冬に行われている同イベントは、ハンドメードにこだわり作品作りを行う店や個人が出店する合同展示即売会。今回は島内外から30組余りの作家が集まり、会場となったホールを埋め尽くすほどの多くの来場者でにぎわった。
陶芸、布小物、編み物、皮細工、木工、お菓子、パン、ハーブ雑貨、貝細工、アクセサリーなど、各ブースにはさまざまな商品が並び、ハンドメード愛好家らが楽しそうに品定めしたり作家らと談笑したりする姿などが見られた。
一角にはビーズアクセサリー作りや紅型(びんがた)染めなどの体験コーナーも設置。子どもたちも楽しそうに手作り雑貨に挑戦していた。
毎年同市に訪れているという30代の女性2人組は「自分も趣味で手芸をしているので見るだけでも楽しい」「この時にしか手に入らない商品があるので、毎回楽しみにしている」、初めて訪れたという40代夫婦は「自分の好きな作家さんの作品が買えたのでうれしい」とそれぞれ話していた。