世界各国のサウンドを取り入れた音楽集団「上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)」のベーシスト・西村直樹さんと「LAST TANGO」などで活躍中のバイオリニスト・柴田奈穂さんによるデュオ「NaoNaho(なおなほ)」が7月5日、ジャズバー・すけあくろ(石垣市大川)でレコ発ライブを行った。
NaoNahoは2011年に結成。同ライブはファーストアルバム「Oriental Wave」を5月24日に発売したのを記念し、全国約30カ所で開催。ツアー最終日となる石垣では、同じレーベルの石垣発バンド「ぴらつかるてっと」がオープニングアクトを務めた。
ライブでは、アルバム収録曲の「Oriental Wave」、フラメンコ調で軽快な「Viento」、幻想的なMCの導入で始まる「森」、猫の鳴き声を楽器や歌声で表現する「アフリカの猫」など、多種の楽器を駆使したバラエティー豊かなオリジナル曲を次々と披露。途中、会場の掛け声との掛け合いに笑いが起こるなど和気あいあいとしたムードの中、独特な世界観と卓越した演奏で会場を魅了した。
アンコールではぴらつかるてっとも共演。観客も立ち上がって踊り出すなど、会場が一体となって盛り上がった。
ライブに訪れた観客は「想像以上に面白かった」「見たことがない楽器が見られた」「バイオリンとベースの息の合った演奏が気持ち良かった」と笑顔を見せた。
CDの価格は2,500円。アマゾンなどネットショップでの購入のほか、全国のCDショップでも取り寄せできる。