石垣でマンゴーの出荷が最盛期を迎え、JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場(石垣市新栄町)で7月11日から3日間、「マンゴー祭り」が開催された。
期間中の目玉は、昨年初開催で好評を博したマンゴーオークション。厳選された石垣島産の最高級マンゴー1キロ、2キロ、4キロの12セット、総額8万円相当(=市場価格)がオークションにかけられ、幸喜英信店長の威勢のいい掛け声のもと集まった買い物客らに次々と落札された。
落札総額は57,600円。なかには相場の半額以下で競り落とされた商品もあった。
幸喜店長は「感謝の気持ちを込め昨年から開催しているが、今年も県外・地元からたくさんの方に参加していただけて良かった。今後も多くの方に石垣島のマンゴーの旬の味を知っていただき、全国にPRできたら」と笑顔を見せた。
オークションに参加した石垣市在住の30代男性は、「贈答用に買うつもりだったが、オークションでかなり安く手に入った」と喜んだ。2キロ=5,000円、4キロ=14,000円で2箱落札した木村英彰さん(=埼玉県)は「観光中にたまたま店を訪れたら盛り上がっていたので参加した」と話し、落札した商品は「知人のお店に送りたい」と早速店内の宅配窓口へと向かった。
同店では7月末まで、店内宅配を20パーセント割引の特別価格で引き受けている。