石垣で10月9日、「ファミリーマート石垣八重山支庁前店」（石垣市真栄里）の開店セレモニーが開かれた。10月10日10時に、「石垣中央運動公園前店」「石垣ゆいロード店」「石垣730記念碑前店」と共に4店が石垣初出店する。

プライベートブランド「FamilyMart collection」、「無印良品」など3400点が並ぶ

　浜崎町には八重山港運が運営する工場・配送センターを置き、おにぎり、サンドイッチ、スイーツなどを作り、11月7日開店の「石垣新川シード店」「石垣登野城仲道店」のほか、将来的には18店舗（予定）の運営に対応する。

　24時間年中無休で営業。フライドチキン、ファミカフェ、飲料、おむすび、弁当、スイーツなど3400アイテムを扱い、銀行ATMや各種チケットを扱う「Famiポート」、コピー機、トイレなどを用意する。

　人気の「ファミチキ」「ファミカフェ」や、プライベートブランド「FamilyMart collection」、「無印良品」など、オリジナル商品や沖縄限定商品を中心に提供、7日からは沖縄全島で石垣島出店記念の「グルクンおむすび」（138円）、「牛すじカレー」（450円）、「石垣の塩デニッシュ」（3本＝108円）などを新商品として販売開始している。Tカードの利用をアピールしていく。

　セレモニーでは、沖縄ファミリーマートの大城健一社長が激励に訪れ、店長研修を終えた米城弥生さんに店舗のキーボックスを手渡し、「今から責任の所在を店舗側に移します。明日は石垣市の皆さんが心待ちにしているので最高の接客で迎えましょう。緊張すると思うが、大きな声であいさつをすれば緊張もほぐれます」とアドバイスした。

　店長を任された米城さんは「『さらに先へ　もっと先へ』の目標をもって運営したい。石垣一の店舗になれるよう、課題はスタッフ一丸となって乗り越えたい」と涙ながらにあいさつした。

　大城社長は「計画から10年、ようやくオープンにこぎ着けた。社会インフラとして市民の皆さまの生活の利便向上と、石垣島発展へ貢献できるよう勤めたい。スタッフ教育を共有し、質の向上を課題に運営したい」と意欲を見せる。