石垣で12月17日から4日間、「仕事で役立つIT講習会」を開催、14人が受講した。主催は石垣市商工会。
カリキュラムはプレゼンテーション(計画の提案)をするためのアプリケーションソフト、パワーポイントの基礎や、インターネットのビジネス活用を学んだ。
講師はハブクリエイトの高梨正暢さんがメーンで担当した。参加者の平均年齢は60歳前後で、パソコン操作が初めての人もおり、オペレーティングシステム、ウインドウズの操作や、マウスの操作などを1から教えた。高梨さんは「マウスよりもキーボードでの操作を覚えると、正確に早く作業できる」とキーボードの役割や、ショートカットキーの操作を説明した。
4日目の最後には「プレゼンテーションで成功する7つのポイント」を各自がインターネットから情報収集して、イラストや画像を用いたスライドを作成、その作品を発表した。
インターネットのビジネス活用ではウェブ検索や検索エンジン最適化の手法、ソーシャルネットワーキングサービスの活用などを学び、フェイスブックを使った具体的な石垣島内のネットワーク例の紹介も。
最後に高梨さんは「具体的な操作方法は忘れてしまうかもしれないが、ウェブ検索を使うことによって、パソコン操作や生活の疑問のほとんどが解決できる。ぜひインターネット接続を生活の一部に取り込んでほしい」と締めくくった。
受講した能瀬秀人さんは「怖かったパソコンも、触ればとても便利でまさしく魔法の世界。いろいろな事に活用できて本当に素晴らしい。常に新しいものに挑戦していく勇気を持ちたい」。崎原秀樹さんは「今までインターネットしか使えなかったが、4日間の授業で大まかなプレゼンテーションのやり方がわかり、大変ためになった。テキストをもう一度見ながら復習したい」とそれぞれ感想。