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石垣で現代版組踊-子どもたちの舞台オヤケアカハチに大きな拍手

感動のフィナーレは何度も興奮が訪れる演出

感動のフィナーレは何度も興奮が訪れる演出

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 石垣市民会館(石垣市浜崎町)で12月21日、子ども演劇「オヤケアカハチ ~太陽(てぃだ)の乱~」の公演が行われた。主催はやいま浪漫(ロマン)の会。

幻想的な演技で舞台の奥深さを演出する

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 小学4年~高校3年の64人で構成される現代版組踊(ミュージカル)で、今年で13回目の公演。今夏には2回目のチャレンジ公演「結ぬ島風~星に祈りを 大地に唄を~」を成功させ、その後、土曜・日曜、祝日に稽古を積み、昼夜2回公演を行った。比屋根秀斗さんが総合演出、演技やダンス指導を担ってきた。

 物語は15世紀の八重山が舞台。主人公の「オヤケ赤蜂(アカハチ)」と「長田大翁主(ナアタフージィ)は幼なじみであるものの敵対する関係。2人の葛藤する心模様と時代考証を、伝統芸能や、その組踊を現代風にアレンジしたダンスを随所に挟み、観客を「笑いと涙、そして感動の世界へ」いざなう。

 演奏は今まで舞台下で行っていたが、舞台上に移し、より多くの客席を配置した。池田真作さん、岸本峰子さんのボーカルに3人のミュージシャンが迫力ある演奏で支えた。

 オヤケアカハチ役を3年演じた上地大星さん(八重高3年)は、同日で最後の舞台となった6人を代表してあいさつ、「メンバーをまとめる大変さや、支えてくれる大人との関わりから多くを学んだ。メンバーは家族で心の底から好きな場所。先人たちの知恵を学び、古里を知るこの活動が今後も続いていってほしい」と話し、大きな拍手を受けた。

 舞台終了後には役者全員で花道を作って観客を見送り、観客が役者に「素晴らしかった」など感想を伝え、同級生が一緒に記念写真を撮る様子も。

 観覧した30代の女性は「初めて見たが、本当に大きな感動を頂いた。内容も、演技力も、踊りも素晴らしかった。心が揺さぶられるものに出合い涙腺が緩んだ。感動をありがとう」と話した。

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