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南ぬ島石垣空港が2周年-郷土芸能やマスコットキャラクターが観光客を出迎え

観光客でにぎわう到着ロビー

観光客でにぎわう到着ロビー

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 南(ぱい)ぬ島石垣空港が3月7日、開港2周年を迎え、石垣市と八重山ビジターズビューローは到着した観光客を歓迎した。

マスコットキャラクターと記念撮影をする観光客

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 午前には八重山高校郷土芸能部が八重山の古式ゆかしい踊りを披露し、観光客を出迎えた。午後は同空港マスコットキャラクターの「ぱいーぐる」や、竹富町の「ピカリャ~」、ミス八重山が到着ロビーで出迎え、一緒に記念写真を撮影する様子も。

 八重山ビジターズビューローは、同空港プロモーションビデオを流し、ちんすこうや黒糖、キャンディー、八重山ポストカード、メモ帳を配布した。

 東京から親子4人で来島した笹井さんは「新空港になったとは知っていたが、今日が開港2周年とは知らなかった。竹富町の離島周遊プランを申し込みしており、3泊の滞在中、のんびりしたい。子どもは船に乗るのを楽しみにしている」という。

 沖縄県発表によると、開港により、石垣空港乗降客数はV字回復を見せ、2014年の乗降客数は前年から25万6203人増の232万5230人、観光入域客数は17万8658人増の112万1622人、観光消費額563億円と過去最高を記録している。

 昨年4月~9月まで、6カ月連続で単月の入域観光客数が10万人を突破、八重山観光のトップシーズンが長期化している。竹富町、与那国町の入域観光客も大きく増加しており、開港後の観光需要増の波及効果が八重山全域に広がっている。

 ANAは今年4月から羽田~石垣間にB787-8型機(335席)を投入する予定で、現行の270席から提供座席数を増加、増便も予定している。ソラシドエアは3月29日から那覇~石垣間で新規参入し、明るい兆しがある一方、同日にスカイマークが石垣空港撤退により、航空運賃への影響が懸念されている。

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