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石垣・美崎町に石垣島最大級の複合型施設-10月にオープン、出店募集

建築デザインは、名護市庁舎などを手掛けた建築家のまちやま あおにさんが手掛ける(画像提供=Mプロジェクト)

建築デザインは、名護市庁舎などを手掛けた建築家のまちやま あおにさんが手掛ける(画像提供=Mプロジェクト)

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 石垣・美崎町に複合型商業施設「石垣島ヴィレッジ」(石垣市美崎町、TEL 080-6481-5897)が今年10月にオープン、21店舗の出店を島内外から募集する。場所は旧金城商店。

「Mプロジェクト」と沖縄公庫合同の記者会見で発表

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 海南ファミリー&パートナーズが沖縄振興開発金融公庫から2億3,600万円の融資を得て実現、尹泳斗(ユン・ヨンドゥ)代表は「各分野のプロ集団からなる『Mプロジェクト』が石垣島に一流を提供したい。美崎町の一角に笑顔を提供できる場を」と意気込む。

 コンセプトは「人と人とをつなぐ『島スタイル』のコミュニティー」。八重山ならではの食や文化を大切にしながらも、柔軟に外からの視点も取り入れた風通しの良いカルチャースポットとして、地元住民と観光客との出会いと交流を創出することを目的とする。

 敷地面積は120坪。3階建てで延床面積は250坪。1階と2階に1店舗4坪ほどのバル(屋台風飲食店)やクラフトショップ、ヒーリングショップなどを21店募集する。3階は同社運営の大型イタリアンレストラン&バーとなる予定。

 出店は公募形式。島内はもちろん広く全国からも募集、移住支援も行う。5月には石垣、東京、沖縄本島で説明会も。「石垣島にふさわしい業態」「飲食店は八重山地域の食材を主に使う」「特徴のあるメニュー、商品、サービスがそろい、柱となるものがある」「出店者同士の和を大切にし、協調性をもって営業できる人」など選考基準がある。

 昼間が閑散としている美崎町を盛り上げ、夜も女性だけで安心して利用できる店とするため、飲食店の営業時間は11時~23時をコアタイムとする。

 建築デザインは、名護市庁舎などを手掛けた建築家のまちやま あおにさんが手掛ける。「石垣島らしさを大切に、沖縄の伝統的な家づくりや自然素材、島ならではの植生を取り入れ『どこか懐かしいけれど、新しい』石垣島のランドマークとしたい」という。

 HUGE代表の新川義弘さんは「Mプロジェクトが仕掛ける同施設が起爆剤となって、美崎町、石垣島に新たな旋風を巻き起こしたい。観光客の多様性に対応し、地元住民も含めた街の止まり木になれば」。

 問い合わせは「info@ishigakijima-village.com」まで。

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