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石垣島天文台、「ケンタウルス座A」鮮明画像の撮影に成功

「活動銀河ケンタウルス座A」(Centaurus A、NGC5128))の鮮明画像

「活動銀河ケンタウルス座A」(Centaurus A、NGC5128))の鮮明画像

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 石垣島天文台(石垣市字新川、TEL 0980-88-0013)が「活動銀河ケンタウルス座A」(Centaurus A、NGC5128)の鮮明画像の撮影に成功し、5月25日より公開している。

石垣島天文台と「むりかぶし望遠鏡」

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 「ケンタウルス座A」は、南の空で最も電波が強く活発な電波銀河として知られる巨大な楕円(だえん)銀河。南十字星の北の方向に位置しているため、国内では大型の望遠鏡での観測・撮影が難しいとされている。

 北緯24 度の位置にある同天文台では、九州沖縄地域で最大(口径105センチ)の「むりかぶし望遠鏡」を使って撮影。これまでにない鮮明な画像の撮影に成功した。同天文台は2010 年2 月にも撮影を行っている。

 石垣島天文台所長の宮地竹史さんは「この日は天候に恵まれて30分間ぐらい続けて撮影ができた。天文台が南に位置していること、大気が安定していること、20度ぐらいに傾けて撮影ができることなど、石垣島天文台ならではの良さがこの1枚に凝縮している」と撮影を振り返る。「天空にあふれるほど輝く星空は、石垣島の大きな魅力」と言葉を続けた。

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