石垣市と北上市で締結している友好都市交流の一環として、8月4日から4日間の日程で中学生交流体験学習事業が行われた。
北上市からは12人の中学生、石垣市からは各中学校代表の9人と、昨年の17人が参加して行われた同事業。7月4日、全日空1777便で到着した北上市からの交流メンバーを歓迎セレモニーで出迎えた。夕方に「歓迎交流会」が行われ、メンバー同士の親交と交流を深めた。
石垣市と北上市の中学生が意見を交換する「意見交換会」、郷土芸能などを発表する「交換交流」などの体験学習を実施したほか、川平公園や八重山民俗園、バンナ展望台を見学した。3日目には市長を表敬訪問し、見送りセレモニーのあと帰途についた。
石垣市教育委員会いきいき学び課の大底礼子さんは「短い期間ではあったが 密度の濃い交流体験学習事業だったと思う。この事業に参加し交流を深めた中学生が、暑い厚い交流の絆を次世代に受け継いでもらえればうれしい」と話した。