沖縄県石垣市と東京都目黒区の児童・生徒が参加する「第2回未来チルドレンプロジェクト」が、3月27日から自由が丘や緑ヶ丘で開催された。
同プロジェクトは、石垣市と目黒区に在住の児童・生徒を対象にして行われる体験型の学習イベント。双方の住んでいる地域を訪れ、それぞれの街の文化に触れながら交流し、自然をはじめとする環境に関心を高めていくことを目的としている。第1回は石垣市で開催され、目黒区の児童・生徒が石垣島を訪問。第2回は石垣の子どもたちが目黒を訪れた。
実施されたプログラムは、「石垣産ユーグレナ」を用いた給食メニューの調理体験、スイーツの街・自由が丘で活躍するパティシエの辻口博啓さんによる「スイーツ育」のワークショップ、ユーグレナ社でのビジネスワークショップ、東京の自然と文化、最先端科学技術との触れ合い体験など。
辻口さんのワークショップでは、スイーツづくりの魅力やパティシエの修行が人を育てることなどが語られた。
同プログラムを主催する「未来チルドレンプロジェクト実行委員会」は、自由が丘住区住民会議、自由が丘商店街振興組合、石垣市中央商店街振興組合、石垣市商工会のメンバーで構成され、地域型のコンソーシアムを編成し活動を展開している。