映画「つ・む・ぐ~織人は風の道をゆく~」が6月26日、石垣市民会館(石垣市浜崎町)中ホールで上映される。
吉岡敏朗監督が2006年から7年間撮りためた映像から紡ぎ出したドキュメンタリータッチの同作。タイに移り住み、仲間たちと共に「いのちが宿る服」(うさとの服)を作る服飾デザイナーさとううさぶろうさん、終末医療をあらゆる面からサポートしている医師の船戸崇史さん、自然農法の農業を営みながら歌手として活動を続けるYaeさんの3人が核となってストーリーが展開する。
石垣島で上映される映像は、船戸さんの患者たちと石垣島で毎年「子ども演劇 現代版組踊 オヤケアカハチ~太陽の乱~」を演じているウイングキッズリーダーズとの交流シーンなどが盛り込まれた特別バージョンになっている。吉岡監督は以前、オヤケアカハチ舞台の映像を撮影していた。同舞台へは、さとうさんが衣装提供を行っていたこともある。
上映会当日は、ウイングキッズリーダーズのダンス出演、吉岡監督・船戸医師の舞台あいさつを予定。7月2日・3日には、みんさー工芸館で「うさとの服」展示会も予定している。
開演時間は13時30分と18時30分。入場料は、大人=1,000円、子ども(高校生以下)=500円。チケットは、メイクマン、ダイソーやいま店、BOOKSきょうはん、山田書店、マルヰプロパンで販売する。問い合わせは「つ・む・ぐ上映実行委員会」(TEL 090-1946-6632)まで。