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ウイングキッズリーダーズが夏公演「結ぬ島風~星に祈りを大地に唄を~」

子どもたちの練習を見学するさとううさぶろうさん(右から2番目)

子どもたちの練習を見学するさとううさぶろうさん(右から2番目)

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 現代版組踊「オヤケアカハチ~太陽の乱~」に取り組むウイングキッズリーダーズが7月24日、石垣市民会館(石垣市浜崎町)大ホールで夏公演「結ぬ島風(ゆいぬしまかじ)~星に祈りを大地に唄を~」を行う。主催は、やいま浪漫(ろまん)の会(TEL 080-6491-4504)。

夏公演「結ぬ島風」のポスター原画は中学1年の佐藤楽南さん

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 ウイングキッズリーダーズには、八重山在住の小学4年生~高校3年生のおよそ80人が参加している。指導するのは演出家の比屋根秀斗さん、ダンス指導は大浜ひかるさん。同団が夏公演を行うのは、今年で4回目。

 同団の練習会場に7月5日、服飾デザイナーのさとううさぶろうさんと、うさとジャパンのメンバーが訪れた。

 うさぶろうさんは、12年前の石垣島滞在時に初めてウイングキッズリーダーズの「オヤケアカハチ~太陽の乱~」のリハーサル風景を見て、子どもたちの迫力あるダンスに感動。公演を前に衣装の相談を受け、華やかな衣装を提供したという。

 うさぶろうさんは「12年前と同じで、子どもたちのダンスはとても素晴らしい。当時、一番元気に踊っていた子が、ダンス指導をしているのもいい。今年の12月にある本公演はぜひ見に来たい」と話す。

 夏公演の脚本・演出を手掛ける比屋根さんは、「以前から、この夏公演を華やかなものにする要素を取り入れたいと思っていた。今年はダンスインストラクターとして大浜が入ったことで、芝居ではなくダンスで、島が主人公マサキを歓迎するというシーンに新曲を追加して取り組むことができた」と話す。冬のアカハチ公演とは対照的にコミカルな芝居を取り入れ、小中学生が体当たりで演技するのが見どころだという。

 「まだまだ進化の途中で子どもたちがどう作り上げていくのかが楽しみ。普段の稽古を見ていて、子どもたちが全力で取り組んできるのが伝わってくるので、これが本番でどう見えるのかも楽しみ」と比屋根さん。「多くの人に、子どもたちの頑張っている姿を見てもらい、共感してもらいたい」と呼び掛ける。

 チケット料金は990円。タウンパル山田、メイクマン石垣店、BOOKSきょうはんで取り扱う。問い合わせは子ども演劇やいま浪漫の会まで。

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