「2008年八重山の産業まつり」の図画コンクール入賞、出展募集要項説明の記者会見が3月24日、八重山青年会議所事務局(石垣市新栄町)で行われた。
同イベントは八重山地域の事業者が一堂に会し、地域の特色ある産品やサービスなどを紹介することにより、消費者意識の啓発や生産者などの生産意欲の高揚を図るとともに、八重山の魅力を島内外の事業者や企業、観光客に伝え、八重山地域の産業振興を図ることを目的としている。2007年から民間主導に移行し、現在は八重山青年会議所が運営を行っている。今年の開催期日は5月17日・18日の2日間。
図画コンクールは、八重山郡内の小・中学生対象で、今年のテーマは「仕事」。最優秀賞には、大浜小5年生・稲福愛良さんの牛の世話をしている姿が描かれた「汗を流して がんばるぞ」が選ばれた。稲福さんは「私も時々おばあちゃんの手伝いで牛の世話をする。その姿を頑張って描いたので、最優秀賞をとれてうれしい」と話した。優秀賞には大浜小3年生・稲福彩音さんの「はたおりのおしごと たいへんだ」、新川小3年生・島尻優さんの「大きくなあれ じいちゃんの牛」、新川小3年生・村山信平くんの「米づくり」が選ばれた。最優秀賞と優秀賞に選ばれた絵は産業まつりのポスターデザインに採用され、1,200部(最優秀賞=600部、優秀賞=各200部)のポスターが製作される。表彰式は5月17日に行われる予定。
出展募集要項説明では、昨年と違った点をアピール。「みんさー織り」「シーサー作り」の郷土品製作体験コーナーを新たに設けるほか、八重山関連映画の上映、福引きなどのイベントが行われる。また、エコバック運動推進のため、エコバック持参者先着100人に粗品をプレゼントする。昨年行われた高校生市場やフリーマーケットなどは、今年も継続して行われる。
同委員会委員長の奥田成彦さんは「まずたくさんの方に来場していただけるように、離島を含めて出展企業を多く集めたい。そのためにいろいろなイベントを企画している。産業まつりの最大の目的は産業振興なので、この機会にぜひ出展してほしい。企業者側には商品開発などのレベルアップを、消費者側には地元の商品などを認知してもらえように、皆さんと頑張って八重山を盛り上げていきましょう」と出展を呼びかけている。
出展申込期間は3月17日~4月11日。申し込み・問い合わせは、同実行委員会事務局(八重山青年会議所内、TEL/FAX 0980-82-6566、10時~17時、土曜・日曜・祝日は除く)まで。
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