4月22日のアースデイにちなんでイベント「アースデイマーケット」が4月27日、バンナ公園ふれあい広場(石垣市登野城)で開催された。
アースデイは、1970年にウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員が4月22日を「地球の日」であると宣言し誕生したもので、アースデイを通して環境のかかえる問題に対して人々に関心を持ってもらおうと考えられた。現在では世界各地で行われており、世界最大の環境フェスティバルとなっている。
イベント主催者のひとり、小島さんは「近年、石垣島でもサンゴの白化現象や台風の巨大化、赤土流出など身近に環境汚染がある。何かアクションを起こそうとみんなが考えていると思う。石垣ではオーガニック製品やフェアトレード食品、手作りTシャツなどのお店をやっている人が多く、皆さんとできたらいいなと思っていた。今回は口コミで広がり、人が人を呼んでできた」と振り返る。
マーケットではオーガニック製品やエコロジー雑貨・Tシャツなどの手作り品の出店が約20店舗並び、写真家がガイドをする「森を撮ろう」やヨガなどのワークショップ、ヒーリングなども行われた。ステージではでは、「西表カフェ」「TAKASHI」「ケンヤ・マルセイユ」などのDJが音楽演奏を披露した。
手作りの出店の中には、同公園で拾った木の枝を使った「おやまのつみきをつくろう」という店や、化学肥や化学農薬を使用しないEM自然農法で作られたピーマンやじゃがいもなどの野菜を販売する店なども。「流通コストのかからない手作り品によって、環境的にもいいものを提供でき、作り手と買い手の交流もできる」(小島さん)。
フリー・チベットの署名運動も行われ、参加者が署名に協力する姿も見られた。「1人ひとりの意識の問題なので、これをきっかけにしてもらえれば」と小島さん。
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