シュタイナー育児サークル「にじのわ」は5月31日、大浜信泉記念館(石垣市登野城)で「シュタイナー幼児教育子育て講演会 はじめてのシュタイナー教育」を開催する。
「にじのわ」はシュタイナー幼児教育に共感し、シュタイナーの人間観に基づいた幼児教育の場をつくろうと親たちが結成したグループ。毎週火曜・木曜に自主保育をしているほか、フリーマーケット出店や講演会を開催するなど活動を行っている。
講師はNPO法人南沢シュタイナー子ども園教師・代表理事の吉良創さん。吉良さんは1988年から4年間ドイツに留学。ヴィッテンのヴァルドルフ幼稚園教師養成ゼミナール修了後、ライアー演奏を学ぶ。現在、NPO法人南沢シュタイナー子ども園で担任教師・代表理事として運営に携わる傍ら、シュタイナー幼児教育に関する講演活動やライアー演奏グループの指導・演奏活動を行っている。
午前の部は「育てたように子は育つ?~シュタイナー幼児教育からの子育てへのヒント~」と題して、日常の幼児との生活の場面を例に挙げて話をする。午後の部は「幼児期の子どもの絵~ブロッククレヨンでの描き方、子どもの絵に見られる子どもの成長発達~」と題して、幼児の傍らで大人はどのように描いたらいいのかなど、さまざまなテクニックを紹介するという(シュトックマーのブロッククレヨンを持参)。
同サークルの青葉さんは「子どもたちの行動の意味や成長の様子が分かれば、育児は楽しくなると思う。お母さんたちの交流の場にもなり、いろいろな人にシュタイナー幼児教育を知ってもらえれば」と話している。
講演時間と定員は、午前の部=10時~12時(54人)、午後の部=14時~16時(18人)。チケットは1,000円(当日は1,300円)。入場券は、タウンパルやまだ、なちゅらる宇宙人ゆいロード店、中村ざっか、地母屋で販売している。