石垣市主催による「平成21年石垣市成人式」が1月4日、石垣市民会館大ホール(石垣市浜崎町)で開かれ、新成人592人(男性295人、女性287人)が式典に出席した。
式典では、大浜長照市長が「人に流されず揺るぎない意志で、自分の人生を歩んでほしい。どこへ行っても石垣市民として頑張ってほしい」と式辞を述べた。新成人を代表して、現在沖縄本島で働いている友利真二郎さんと東京の大学に進学した大底いろはさんがあいさつ。友利さんは「仕事は悪戦苦闘し、壁にぶち当たることもあるが、これからも感謝する気持ちを持って頑張っていきたい」、大底さんは「学生であることに徹し、今しか出来ないことを全力で取り組み、自分を磨いていきたい」とそれぞれ抱負を述べた。
アトラクションでは、新成人の保里和宗さんと洲鎌美奈子さんが司会を担当。八重山高校・八重山商工高校・八重山農林高校の元・郷土芸能部のメンバーによる 「鷲の鳥節」、新成人のダンスグループ「強童」によるダンスパフォーマンス、新成人「THE PEKING DUCKS」のバンド演奏などが披露され、会場を盛り上げた。
式典には、成人を迎えた千葉ロッテマーリンズの大嶺祐太選手も出席。「自分の行動にしっかりと責任を持っていきたい」と話し、「唐川に負けないように頑張るので、応援をお願いします」と意気込みを語った。
今年の新成人は1988年4月2日から1989年4月1日までに生まれた若者たち。色とりどりの振袖やはかま、スーツに身を包み、久しぶりに会う友人との再会に歓声をあげ、抱き合って喜んでいた。