新成人638人が出席、石垣市主催の成人式

会場では久しぶりに会う友人と写真撮影を行う姿が見られた

会場では久しぶりに会う友人と写真撮影を行う姿が見られた

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 石垣市主催による成人式が1月4日、石垣市民会館大ホール(石垣市浜崎町1)で行われた。石垣市では正月の帰省に合わせて、2001年から1月4日に同式を開催している。今年は638人の新成人が参加した。

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 式典では、大浜長照市長が「皆さんはこれから常に大人の責任と自覚を求められる。石垣市に誇りをもって、成人としての道を歩んでほしい」と式辞を述べたほか、入嵩西整市議会議長は「社会を変えるためには若い力が必要。今後ともそれぞれの分野で力を発揮していただきたい」と激励した。

 新成人を代表して小泉友哉さんと大城麻衣さんがあいさつ。本土の大学に通う小泉さんは「1人では生きてきたのではなく、周囲の人たちが支えてくれたことを理解して、これからも頑張っていきたい」と話し、地元で働いている大城さんは「現在社会人2年目だが、まだまだ学ぶことがある。石垣島だけでなく、八重山が発展していくよう頑張りたい」と決意を述べた。

 アトラクションでは、新成人の田本鳴都さんと市成早さんが司会を担当。3高校郷土芸能部(八重山高等学校、八重山商工高等学校、八重山農林高等学校)のOBによる「鷲の鳥」や県立芸大琉球芸能専攻学生有志による「祝儀の舞」、八重山商工高等学校郷土芸能部の「さんしゃかりゆしの舞」が披露され、新たな門出を祝った。

 女性は色とりどりの振袖や沖縄の民族衣装である琉装に身を包み、男性はスーツやはかまで決め、会場を華やかにしていた。新成人たちは写真撮影をしたりして久しぶりの再会を喜んでいた。

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