石垣島パパイヤカレー、ホテル日航八重山が製造販売へ-今冬の発売目指す

製造販売実施企業はホテル日航八重山が決定

製造販売実施企業はホテル日航八重山が決定

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 石垣市がプロデュースする「TsunDAMI(つんだみ)」ブランドの第2弾商品となる石垣島パパイヤカレー「ゆくいが行く」の製造販売実施企業がホテル日航八重山(石垣市大川)に決定し、7月17日、石垣市役所内で記者会見が行われた。

パパイヤの2面性を生かした「赤カレー」「緑カレー」

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 同市は第2弾商品の開発に向け「絶品島カレーコンテスト」を実施し、パパイヤを使ったオリジナルカレーのレシピを広く募集。約40点の中から大賞に選ばれた金山喜恵さんの「トロピカルフルーツカレー」、仲間健太郎さん&藤澤啓子さんの「緑のくすいむん(薬となる)カレー」をもとに、料理研究家の橋本明朱花さんを中心とした市のプロジェクトチームが商品開発に取り組んできた。そして、実際に製造・販売を行う実施企業を公募で選定し、ホテル日航八重山とライセンス契約を締結した。

 「地元の農業と商業で地産地消を目指すことに力を入れたいと思い応募した」と話す、ホテル日航八重山の川口正行総支配人。「石垣島の特産品として一翼を担うということは光栄。観光客はもちろん、地元に石垣島のパパイヤを食べてもらいながら、会社一丸となってカレーを紹介していく。観光業界にいい刺激となれば」と意気込みを語る。

 商品は野菜としてもフルーツとしても食べることができるパパイヤの特徴を生かし、「赤カレー」「緑カレー」の2種類で展開。玄米・野菜を中心とした食事法「マクロビオティック」に基づき、100パーセント植物性の原材料を使うヘルシーカレーとなっている。ホテル側は「赤はトロピカルさとスパイシーさでインパクトがあり、緑カレーは薬草的な島の素朴な味。どちらもおいしい」と話す。今後はホテルでのメニューのほかに、移動販売や土産品としての商品開発を行っていく。本格的なデビューは今冬を予定。

 今月22日~27日には、東京・新宿の伊勢丹で行われる「第15回めんそ~れ~大沖縄展」で紹介する。

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