石垣市がプロデュースする「つんだみブランド」の第1号商品「赤のティラミス」が8月18日、発売2周年を迎え、新たに「赤のティラミス　プレミアム」の販売を開始した。

　今回の商品は、東京・伊勢丹で開催された大沖縄展のために特別にアレンジされたもの。果肉量を通常販売されているオリジナルの2倍にし、レモンゼリーやオレンジリキュールを加えた。開発に当たっては、料理記者の岸朝子さんからのアドバイスを受け、試作を繰り返して仕上げたという。昨年には1日だけ特別販売を行ったが、今年から「赤のティラミス」の新しいラインアップとして、数量限定で販売していく。値段は480円。

　石垣市農政経済課・石垣市パパイヤ研究所の小笹俊太郎さんは「伊勢丹で好評だったプレミアムを、石垣でもデビューさせることができた。よりパパイヤの果実を感じることができる商品になっている」とアピール。「市民の声が商品アレンジのベースになっている。今後も島ぐるみで作り上げていきたい」と話した。

　同商品は石垣産の完熟パパイヤを使用したティラミスタイプのデザートで、同市が特許取得した技術で栽培され、無農薬で糖度12以上などの条件をクリアした「石垣島パパイヤ」を使用している。石垣空港のみで販売。今冬にはつんだみブランド第2号商品のパパイヤカレー「ゆくいが行く」がデビュー予定。