琉球ゴールデンキングスは8月31日、9月に石垣市でミニキャンプを実施すると発表した。石垣市役所で開かれた記者会見には、琉球ゴールデンキングス沖縄バスケットボールの木村達郎代表や大浜長照石垣市長などが出席した。
2008-09年シーズンで優勝した琉球ゴールデンキングスは、9月20日に2009アジアシリーズとして、韓国のプロバスケットボールリーグ「KBL」の王者、全州(チョンジュ)KCCイージスと対戦する。ミニキャンプはその試合に向けて行うもので、選手・スタッフ17人が来島。練習は公開で行う予定になっている。キングスがレギュラーシーズン前に本拠地以外でキャンプをするのは初めて。
記者会見で、大浜長照市長は「石垣島はスポーツが盛んな地域。間近でプロの技術を見ることで技術向上と青少年の健全育成になる」と期待を寄せた。木村代表は「チームを熟成させる良い機会。ミニキャンプは真剣な練習でなかなか見ることができない。ぜひ地元の子どもたちに見てもらい、夢や希望を与えたい」と述べた。
キャンプ中の9月12日・13日には、「わくわくバスケットボール教室」を開催。県内出身の金城茂之選手、与那嶺翼選手、山城吉超選手、澤岻安史選手と伊佐勉アシスタントコーチが講師を務める。12日は小学生、13日は中高生一般を対象に石垣市総合体育館メインアリーナで実施予定。
バスケットボール教室への問い合わせは、石垣市教委いきいき学び課(TEL 0980‐88‐6666、大底さん)まで。