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登野城・天川御嶽拝殿の新築に向け地鎮祭-古式ゆかしく「ジーピシ」
(2010年02月04日)
老朽化により新しく建て直すことになった石垣市登野城地区の天川御嶽拝殿の地鎮祭が2月1日に行われ、古式ゆかしく「ジーピシ(地固め)」が字民によって行われた。
ジーピシは地域に伝わる古謡を歌いながら胴突きをついて地固めする儀式。胴突きに放射状につないだ縄を各自が1本ずつ持ち、唄に合わせて引っ張ったり緩めたりして胴突きをたたきつけ地固めする。昔、家を建てるときにはすべての柱の基礎を造る作業として地域住民総出で行っていたが、今では家も生活も変わり見られなくなった。当日は登野城ユンタ保存会、火曜会の会員ら25人がジーピシを行い、字関係者も懐かしそうに見つめていた。
地鎮祭は神司による祈願の後、天川御嶽拝殿新築事業期成会の伊波剛会長、登野城字会の比屋根重雄会長、氏子代表の新城弘志さんらが献香。その後、ジーピシ、清めの式が厳かに行われ、工事の安全と無事の完成を祈った。
天川御嶽は登野城村の鎮守の神として、豊年祭や結願祭など村の神事を行う拠点。拝殿は1963(昭和38)年に改築されたのを最後に47年が経過し老朽化が進んだため、期成会を立ち上げ建て直すことになった。事業費は島内外の関係者から集めた寄付でまかなう。1月23日の取り壊し作業は機械を一切使わず、字民の手作業で行われた。
新しい拝殿は木造で、屋根もこう配の緩やかな八重山伝統の寄せ棟造り。工期は6月10日までで、7月21日・22日に豊年祭、10月7日に12年に一度の結願祭が新しい拝殿で行われる予定。
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