「スクエアー」が3連覇し福岡大会へ-石垣でヤマハ主催音楽大会

見事三連続グランプリに輝いた「SQUARE(スクエアー)」

見事三連続グランプリに輝いた「SQUARE(スクエアー)」

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 ヤマハ主催による「ミュージックレボリューション・ソングコンテスト 南十字星エフエム大会」が3月7日、メガヒットパラダイス(石垣市美崎町)で行われ、4人組ロックバンド「SQUARE(スクエアー)」がグランプリを獲得、3連覇を果たした。

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 同大会は、オリジナル曲であれば、年齢・演奏スタイルに関係なく誰でも参加でき、今年県内では石垣島のみでの開催となった。全国5都市(東京・名古屋・札幌・大阪・福岡)でエリアファイナルが行われ、各グランプリには賞金(20万円)が贈られるほか、ヤマハディレクターによるスタジオレコーディング、iTunesなどでの音楽配信が約束されている。

 大会には、中学生から一般までの9バンド(2組はソロ)がエントリー。トップバッターはボーカルとベースが女子中学生の5人組のバンド「Libera rism(リベラ・リズム)」が演奏。「佐野裕一」は立ちながらのピアノ演奏で八重山の思いを歌にした。バイオリンを含めた6人構成の「ケンヤ・マルセイユ・バンド」はポップな楽曲で会場を沸かせた。「Front Bottom」はさまざまなイベントに出場している貫録を見せつけた。八重山高校と八重山農林高校のメンバーで成るバンド「THE GOO(ザ・グー)」は今回が初ステージながら堂々と演奏。三線を用いた「前花雄介」は、しっとりとした沖縄音階の楽曲で観客を魅了。中学校教師の「春風Blues74」はピアノ弾き語りで熱い思いを披露した。3人組のロックバンド「高野信義」はスピード感のあるビートで喝采(かっさい)を浴びた。

 ラストに大会2連覇中で今年高校を卒業したばかりの4人組バンド「SQUARE(スクエアー)」が登場。途中ドラムのシンバルが傾いた影響でギターのピックを落とすアクシデントがあったが、指弾きで対応して最後まで演奏、見事栄冠に輝いた。

 ボーカルでギターの竹内健大君は「ほかのバンドも個性的で演奏がうまく、楽曲も素晴らしかったので、まさかのグランプリが取れてびっくりしている。福岡では3度目の正直でいい結果を残したい」と話した。そのほか「高野信義」「前花雄介」がそれぞれ入賞を果たした。

 同バンドは3月28日、福岡で行われる「FUKUOKA FINAL」に出場する。

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