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石垣市中央運動公園の新球場、市民にお披露目-8,000人収容

石垣市中央運動公園の球場が新しくなってフルカラーのスコアボードも

石垣市中央運動公園の球場が新しくなってフルカラーのスコアボードも

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 改修工事が行われていた石垣市中央運動公園野球場が1月22日、落成式を迎えて市民にお披露目された。

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 旧球場は1980(昭和55)年に竣工。数々の大会が開かれ多くの市民に親しまれてきたが、30年を経過し老朽化が目立ってきたことから、石垣市が約12億円をかけ全面改修に着手した。

 新しい球場は両翼が99.5メートル、センターは122メートルで、石垣島でキャンプを行っている千葉ロッテマリーンズの本拠地である千葉マリンスタジアムと同規模。内野・外野スタンド合わせて約8,000人が収容できる。スコアボードはフルカラーLED方式を採用し、写真なども映し出せる。

 落成式では、球場がある登野城地区の獅子がマウンドやダイヤモンドを回って清め、安全を祈願。中山義隆石垣市長は「新球場の竣工を迎えて大変うれしく思う。今後より多くの人が競技に親しみ、各種大会が開催され、子どもから一般まで野球人口が増えていくことを期待する」とあいさつした。

 来賓祝辞で高嶺善伸沖縄県議会議長は「昨年はロッテが日本一の栄冠に輝き、石垣島でキャンプをするといいことがありそうだと注目されている。観光産業に寄与し、何より子どもたちに夢と感動と自信を与えるだろう」と述べた。また八重山野球連盟の上里直英会長は「現在ではチーム数も増え野球が生涯スポーツとなっている。本球場を広く活用し、技術力向上、指導者の育成、優秀選手の発掘はもとより市民の健康増進、健全育成に寄与していきたい」と喜びを語った。

 当日はオープニングプレイベントとして、野球に関する資料や各大会の優勝旗、写真などを集めた「八重山野球資料展」、少年野球と中学校東西対抗戦の落成記念試合が行われた。訪れた市民からは「上等にできたねー」「スコアボードが見やすいね」との声も上がり、野球少年たちも「すごい!」「やったー!」と興奮していた。

新球場は2月1日から、本格的に供用開始される。

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