来年秋に公開予定の韓国映画「Star(スター)」の石垣島ロケが9月15日にスタートした。映画の約6割を石垣島で撮影することから、美しい風景を世界にPRする絶好のチャンスと期待されている。
メガホンを取るのは日韓合作映画「初雪の恋」(2007年)を手掛けたハン・サンヒ監督。作品は、韓国のスター歌手とインディーズ歌手の音楽対決と、一人の女性をめぐる恋の争奪戦を描く物語。主役のROMI役は、R&Bデュオ「Fly to the Sky」のメンバーとして活躍する歌手であり俳優のファニさん。そのほか、キム・スヨンさん、カン・ヨファンさん、カン・ヘインさん、チュ・ソヨンさん、ソン・ジュヒさんなど韓国の若手人気俳優が顔をそろえる。
初日の15日にはファニさん、カン・ヨファンさん、ソン・ジュヒさんが、中山義隆石垣市長を表敬訪問。石垣島について、カン・ヨファンさんは「アジアでも断トツで美しい島。ソウルから直行便があれば、韓国人はみんな来たいと思うはず」と話した。中山市長がエキストラとしての出演を申し出ると、ファニさんが「私が歌うシーンがあるので、バックダンサーをお願いします」と答え、笑いに包まれる場面も。
石垣島ロケは15日~27日までのうち11日間を予定。平久保崎灯台や御神崎、石垣空港、石垣港離島ターミナルなど市内各所で撮影が行われる。エキストラが参加しての撮影もあり、21日14時~、24日15時~の2回、ファン役の参加者を募集している。問い合わせは映像工場(TEL0980-83-7403)まで。