中山義隆石垣市長就任2周年記念パーティーが2月28日、ホテル日航八重山(石垣市大川)で開かれた。主催は八重山維新の会。
美崎町自治会の女性みこしで華やかにオープニングセレモニーがスタート。中山市長が坂本龍馬に扮(ふん)し「石垣を今一度洗濯いたし申候」と書かれたスライドが上映されると会場から歓声が上がった。
同会第2代会長の大城一能さんは「当選を果たしてからちょうど2年目の今日、『初心忘るべからず』の思いで会を催した。市長を信頼し、市民目線でより良い石垣市を作っていけるように応援したい」とあいさつ。来賓を代表して外間守吉与那国町長は「八重山3市町長だけで朝まで政策を語り合ったことを思い出す。八重山は一つ。手を取り合って頑張っていこう」と激励した。
あいさつに立った中山市長は「あっという間の2年間だった。新空港開港で石垣を取り巻く環境が大きく変化していく。皆で力を合わせなければ本土の資本に飲み込まれてしまう。力を合わせて八重山、石垣のために頑張っていきたい」と決意を表し、「今後10年間の土地改良事業で700億円が投下される。地元で稼いで幸せになり、安心して子育てをしながら暮らす、そんな八重山、石垣市にしていきたい」と力強く話した。
当日は県議会議員や宮古島市長、竹富町長をはじめ700人以上が参加。市長の同級生による余興やエイサーの演舞などもあり、2年間の労をねぎらうと共に今後の活躍に期待を寄せた。