沖縄県立石垣青少年の家(石垣市新川)で3月4日、「石垣青少年の家まつり」が開催された。当日は晴天に恵まれ、幼児や小学校低学年の児童たち約1000人がさまざまなイベントを楽しんだ。
施設を地域の人々に広く開放し、体験活動に挑戦することで青少年の家に興味や関心を持ってもらうことが目的。こどもの日前後と合わせて年2回実施している。
当日は貝殻ネックレスや砂絵、バルーンを作る「創作体験」、シャボン玉、ストラックアウト、フライングディスクを楽しむ「遊び体験」、ヨナグニ馬、ヤギと触れ合う「動物触れ合い体験」のほか、コースター染めや八重山星の会によるコーナー、火起こし体験など多彩なアトラクションが行われた。
きりもみ式火起こしを体験した児童は「なかなか火がつかなくて大変だった。昔の人は毎日これを使い大変だと思った」と疲れながらも満足した様子。子どもたちは思い思いの場所でアトラクションを楽しみ、親と一緒に創作体験をするなど笑顔で祭りを楽しんでいた。