石垣で7月1日、「きいやま農園ライブ2012」が行われ、のどかなサトウキビ畑に囲まれたステージで14組がライブを披露した。今年で3回目の開催。

最後は総立ちでライブを楽しむ

　八重山では、今年6月27日～7月1日を「Yaeyama music week」と呼び、連日8カ所でライブを行い、同ライブもその一環。

　同ライブは回を重ねるごとに会場を広げ、今回は本土からのツアーも組まれ北海道から訪れた人もいた。会場には1000人ほどが来場し、開放感あるライブを楽しんだ。

　きいやま商店をはじめ、nacil、イシワタケイタさん、成田圭さん、ハナアロハ、八重山モンキー、iora、ひがあゆみさん、川畑アキラさん、知久寿焼、大浜青年会、BEE！BANG！BOO！、Ban Ban Bazar、DJ hisatooらが参加した。司会はギブアップ･ホーリデイ。

　きいやま商店は、石垣島出身のいとこユニット。3人の祖母が営む「きいやま商店」をユニット名に、全国のライブハウスや沖縄料理店で精力的にライブをこなす傍ら、USTREAMでの配信ライブなどの新しい取り組みにも熱心で、その楽曲とトークの軽快さでファンを増やしている。

　14時から同ユニットの出演で始まったライブは、炎天下の中次々と出演者が交代、会場は徐々に盛り上がりを見せた。途中、夏川りみさんもサプライズゲストとして登場した。「頑張れ！ スミオおじぃ」のタイトルで歌にもなり、会場の同農園を経営する崎枝純夫さんも紹介された。

　最後にきいやま商店が登場するころにはすっかり日も沈み、それまで座っていた来場客が総立ちとなり、軽快な音とトークを楽しんだ。同ユニットは8月3日から石垣島を皮切りに初の全国ツアーを行う。