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八重山で「婦人の主張大会」-白保代表の金嶺光江さんが最優秀賞

方言で始まった金嶺光江さんの主張

方言で始まった金嶺光江さんの主張

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 第3回八重山地区婦人の主張大会が8月19日、石垣市民会館(石垣市浜崎町)中ホールで開かれ、金嶺光江さんが最優秀賞に選ばれた。主催は石垣市、竹富町、与那国町から成る八重山三市町婦人連合会。

多くの市民が主張に耳を傾けた

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 八重山地区に山積する課題を解決するために、会員が学習と実践を積み重ねた意見を発表し合うことにより、女性の地位向上と組織の活性化を図ることが目的。

 同連合会・金城綾子会長は「婦人会の活動が光っている地域は女性を大事にしている証拠。過去の入賞者は県大会で優秀な成績を残している。発表に期待したい」とあいさつ。

 大会には、6婦人会の代表が出場し、1人10分以内で発表。内容、音声、表現力などを5人の審査員が評価、会場いっぱいの聴衆が耳を傾けた。

 最優秀賞に輝いたのは「ゆらてぃくの心を地域の絆にして」をテーマにした石垣市白保婦人会の金嶺光江さん。「3人の子どもが巣立ち、ひっそりとした赤瓦の家を『ゆらてぃく文庫』として、子どもや大人が集う地域交流の場に開放した。地域から愛情をもらった子は地域を好きになり絆を大切にする。地域に伝わる生き方や子育てを見つけ、明日を担う子どもたちのために、大人が輪を広げていくべきではないか」と方言を交えて呼び掛けた。

 優秀賞には、「入って! みて! 感じて! 婦人会!」を表題に発表した竹富町豊原婦人会の玉盛志乃さん、「私がもらった『愛と勇気』」を発表した石垣市大川婦人会の新盛凌子さんが選ばれた。

 金嶺さんと玉盛さんは、9月19日に那覇市で開かれる婦人の主張中央大会に出場、新盛さんは原稿参加となる。

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