石垣の新港地区で10月14日~18日、猫の一斉避妊・去勢手術事業が行われることが決定し、石垣島しっぽの会は島内外からの支援を呼び掛けている。主催は公益財団法人どうぶつ基金。
手術が済んだ、耳をV字カットした猫(右、写真提供:石垣島しっぽの会)
サザンゲートブリッジ先の緑地公園には人間が捨てた猫100匹以上がおり、市内ボランティア団体の石垣島しっぽの会などが善意で餌を与え、健康チェック、個体管理を行っている。
石垣市は、沖縄振興特別推進交付金事業の中で「南の島の猫アイランド事業」として緑地公園内の猫の避妊・去勢費138万円を予算化。猫と共生する環境の整備に取り組む。石垣市、石垣島しっぽの会が協働ボランティアとして5日間協力。手術後の猫は耳先をV字にカットし、一代限りの一生を終える。
同会は、島内外から以下の通り支援を呼び掛けている。プラスチックまたは金属製の丸洗いできるキャリー、屋根のあるケージ(以上100台以上)、フード缶詰(100缶)、ドライフード(30キロ)、トイレシート(レギュラーサイズ1000枚、ワイドサイズ300枚)、洗濯済み中古タオル(ハンドタオル300枚、バスタオル100枚)。
キャリーとケージを返却希望の場合は、名札に名前、住所、電話番号を明記する。洗浄殺菌して返却される。島外からの支援は「送料も負担してほしい」。現金での寄付は受け付けしていない。
届け先など、詳しくはブログで確認できる。