石垣市公設市場、改修工事終了で供用開始-照明など改善

木製の看板と照明ポールが設置された公設市場。

木製の看板と照明ポールが設置された公設市場。

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 あやぱにモール内にある石垣市公設市場(石垣市大川)の改修工事が終了し、このほど供用開始された。改修工事はまちづくり交付金事業の一環として今年の7月から開始。市場内の照明やトイレ、一部の通路などの施設が一新された。

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 市場の出入り口や市場内などを中心に、オレンジ系の暖かみのある照明が取り付けられた。同市場の指定管理者であるタウンマネージメント石垣の担当者は「照明一つで印象が変わってくる。それによって人々の興味を引くことができればと思った」と話した。

 照明デザインは、関西を中心に活躍しているライティングデザイナーの長町志穂さんが担当。市場内の照明は裸電球を全体的に取り入れ、市場らしい雰囲気を演出した。「オレンジ系の照明は暗い印象を与えると思われるが、照度は蛍光灯と何ら変わりない。むしろ全体的に明るくなっている」(担当者)という。市場の出入り口には、新しく木製の看板と照明ポールが設置された。看板にも照明を当て目立つようにした。「入口を明るくすることで、人の目を引き付けることができる。暗くなってくると、ますます目立つ」(同)

 そのほか、あやぱにモールの中央通りと銀座通りを結ぶ東側通路は、琉球石灰岩の石張りに。「この先にも何かあるのかなと思わせたかった。それによって反対の通りにも人の流れができれば」と担当者。トイレも多目的トイレとして、車椅子の方やオストメイト、妊婦など誰でも利用できる。

 「観光客はもちろん、地元の方にも来てもらいたい。これからは少し暗くなってからも楽しめると思う」(同)とアピールする。

タウンマネージメント石垣

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