石垣の「中華ハウス 楼蘭」(石垣市美崎町、TEL 0980-88-7368)が11月1日、同じ町内で移転した。
新店の店舗面積は24坪。店主の西原一善さんは「以前の店は15席で、深夜12時を過ぎると席が一杯でお断りすることが多かったが、新店はテーブル、カウンター合わせて26席と広くなった」と移転の目的を話す。
石垣島育ちの西原さんは東京と沖縄本島の大型ホテルで25年間、広東系の中華料理を学んだ。テレビ出演も多い聘珍樓(へいちんろう)・周富徳さんの下で5年間働いた。
西原さんの「おすすめ」は、「石垣の塩」など4つの塩をブレンドした「塩ラーメン」(550円)、ラー油ゴマ味の「担々麺」(650円)。しょうゆ味の「五目ラーメン」と塩味の「エビラーメン」(750円)はあんかけでとろみをつけている。これからの季節、「特製からしラーメン」(800円)は「体が温まりおすすめ」という。
「スープは豚と鳥肉を中心に8時間以上煮込んでいる。味について細かく説明するつもりはない。まずは口にしていただきたい。口に合ったならまた利用していただければ」と多くは語らない。「以前の店とメニューも同じで大きく変えたことはない。飲んだ後の締めや、仕事帰りの食事で寄ってもらえれば」と西原さん。
営業時間は20時から翌2時30分(スープまたは麺がなくなり次第終了)。