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石垣で「赤木圭一郎をしのぶ会」-銀幕スターに思いをはせる

多岐にわたる「トニー」こと赤木圭一郎に関する関連品が並ぶ。「自由に手にとってほしい」と仲松さん。

多岐にわたる「トニー」こと赤木圭一郎に関する関連品が並ぶ。「自由に手にとってほしい」と仲松さん。

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 「第三の男」「トニー」の愛称で親しまれた赤木圭一郎をしのぶ展示会が現在、石垣のカラオケハウス「サザンワールド」(石垣市八島町、TEL 090-8765-7728)1階で開かれている。

赤木圭一郎の映画代表作「霧笛が俺を呼んでいる」のポスターも

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 主催した仲松辰夫さんは「トニーはわれわれ団塊世代のヒーロー。趣味や仕事を通して集めたコレクションを公開したかった。トニーをしのび、思い出を共有したい」と開催の動機を語る。会場にはLP・SPレコード、関連書籍、映画のポスターなど200点を展示。40年前に発売された赤木圭一郎のレコードを聴けるジュークボックスも置く。復活したCDでBGMを流し、一角ではDVDで映画上映も。

 赤木圭一郎は1958(昭和33)年、日活第4期ニューフェースとして日活へ入社。わずか3年後の21歳の時、ロケで休憩中にゴーカートでブレーキとアクセルを踏み違える事故で亡くなった。当時は半月に1本のペースで映画を撮影。25本に出演している。

 「石垣にもファンはたくさんいるはず。今回初めて石垣島での企画に早速多くのファンが訪れてくれてうれしい」と仲松さん。東京で開かれた「しのぶ会」に参加した話を披露するほか、今でも2~3カ月に1度発行している機関誌「激流」をうれしそうに見せる。

 会場を訪れた夫婦は「赤木さんとは1歳違いで青春の全て。若くして亡くなったのは本当に惜しい。生きていれば多くの歌や映画を残したはず。会場でまさか当時の映画が見られるとは思わなかった。このような企画に感謝したい」と話していた。

 22日14時からは、カラオケに登録されている赤木圭一郎の歌を、集まった人たちで思い出話を織り交ぜながら1人1曲ずつ歌うイベントを開く。

 展示会の開催時間は14時~20時。2月23日まで。

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