「石垣コールセンター」(石垣市新栄町、TEL 0986-23-1385)が3月1日から石垣市IT事業支援センターで緊急雇用事業を開始し、1カ月半が過ぎた。本部はDIOジャパン(東京都中央区、小島のり子社長)。
「石垣コールセンター」に3月に30人、4月に15人が入社した
DIOジャパンは、東日本復興支援プロジェクトとして東北での雇用に力を入れてきたが、地域経済の活性化・振興、リスク分散の観点から日本の南に着目。石垣市の「震災等緊急雇用対応事業」と合致しての進出となった。ウェブサービスと連動するコールセンター事業を国内18カ所に展開する。
3月1日に30人、4月1日に15人が入社し、4月15日現在も失業者を対象にコールセンターオペレーターを5人募集、6カ月間、契約社員として月額13万2,000円を支給する。
6カ月間の研修は、基本的なパソコンスキルを身に付け、業務を効率的に行えるための訓練を行う。内容はマナー研修、発声練習、電話応対技法、法令順守、資格検定取得、ワード、エクセルの基本操作など。
研修終了後は正社員への登用もあり、コールセンターの業務に当たっていくことに。業務の例としてインバウンド(宿泊予約など)、アウトバウンド(保険の案内など)があり、研修期間中に業務に必要なスキルを身につけていく。
花田祐樹同センター長は「興味を生かせる多種多様な仕事ができる。男性の応募も可能。経験、能力により幹部候補のチャンスもある。あと5人の枠があるので興味のある方は連絡してほしい」と話す。