石垣島出身のバンド「NOSE WATERS(ノーズウォーターズ)」が11月2日、バー「ANT(アント)」(石垣市大川、TEL 0980‐82‐0889)で石垣島では初めてのアコースティックライブを行った。
ノーズウォーターズは、ボーカル&ギターの崎枝将人さん、ベースの平安山高広さん、ギターの宮良信明さん、ドラムの田代浩一さんの4人組でライブステージやトークには定評がある。中学時代に崎枝さん、平安山さん、宮良さんの3人で結成し、八重山音楽祭には4年連続出場を果たした。2002年に田代さんが参加し現在の編成となった。
ライブでは8月に発売されたニューアルバム「ローリング・マン」からの楽曲を中心に演奏。バーでの開催にボーカルの崎枝さんは「だいぶスタートが遅くなったけど、おいしいお酒も飲んで楽しんでほしい」と乾杯の音頭をとり、「ギターと釣りざお」で演奏を始めた。桟橋通りを見ながら作ったという「夕日を追いかけ」、「さんばし通りはまだ夏なのさ」、「ダンボール☆ブギ」などを披露した。
後半は観客からのリクエストに答えてBEGINの「三線の花」、ベースの平安山さんが歌う「あいのモード」、崎枝さんとギターの宮良さんが久しぶりに一緒に作ったという「ノブアキ☆ブギ」、「幸せになるだけ」、「Ha Ha Ha」などをパワフルに演奏。アンコールでは「友に捧げるバラッド」をしっとりと歌い上げた。
「また石垣に帰ってきたら、遊びにきてほしい。今日はありがとうございました」と崎枝さん。ライブは最後まで盛り上がりを見せていた。
ゲスト出演として、比嘉あゆみさんと宮良忍さんがそれぞれのオリジナル曲を披露し会場を盛り上げた。
地元バンドの登場に、会場へ詰めかけた観客から「上等!上等!」との声があがっていた。