石垣で大闘牛大会-初出場「前鉄筋勝虎号」が優勝

大闘牛大会に多くの市民や観光客が集まった。

大闘牛大会に多くの市民や観光客が集まった。

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 石垣島まつりの前夜祭として「大闘牛大会」が11月2日、八重山闘牛場(石垣市登野城)で開催された。沖縄で行われる闘牛は、牡牛の持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて牡牛同士を戦わせるもので、片方の牛が逃げ出すと勝負が決まる。

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 当日は13組の試合が行われた。数秒で決着する試合や20分近い大一番までさまざまな試合が繰り広げられた。横綱戦は初出場の前鉄筋勝虎号が「腹取り」で猛獣一力に勝利。前鉄筋勝虎号は残り2大会で勝利すれば、新チャンピオンとなる。

 迫力ある戦いが間近で見られるとあって多くの観客が詰めかけた。訪れた市民や観光客は巨体のぶつかり合いに熱狂していた。試合の合間には民謡ショーも行われ、会場を盛り上げていた。

 試合結果は以下のとおり(左が勝ち牛)。横綱戦=前鉄筋勝虎号×猛獣一力、大関戦=新辰徳花形×闘将疾風、関脇戦=スナック京若力×ガサミ、小結戦=晴海一力×荒岩花形、前頭戦=ガマー花形×南海一力、寿花形×魁皇、五風突撃×白顔ひかる号、そよか号×カビラパンダ(不戦勝)、ゆなむりカキヤー×ターチマチャー、渡口花形×明晃花形、マルトモ花形×南星カブラー、ちんねんゴバヌー×新和花形、南星花形×デバガン号。

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