沖縄県は8月27日・28日、かりゆし倶楽部ホテル石垣島(石垣市宮良)で、県産農林水産物の商品開発人材の育成支援を目的とした「沖縄プレミアムアカデミー」を開く。
県農林水産部流通政策課は、「プレミアム加工品開発支援事業」として沖縄県産品を使った加工品の魅力をより高めるため、6人の講師が2日間、8時間にわたる集合研修を行う。
基調講演では、アライオリーブの荒井信雅代表が「他地域の取り組み事例から『売れる特産品開発』『商品の高付加価値化』の秘訣(ひけつ)を学ぶ」について話すほか、「各自の課題整理と商品開発の方向性を検討する『戦略シート作成ワーク』」「食のトレンドからみるマーケティングのいろは、売れる商品開発のヒント」「売り場をつくるコミュニケーションデザイン」「消費者の信頼を得る・ファンをつくる、販路開拓のための品質向上」「まだまだ使える支援制度・補助事業の紹介と活用のポイント5カ条」「消費者との信頼関係を構築するFCP(農水省事業)、戦略シートの活用」などの講座が開かれる。
個別相談もあり、課題に対して講師から直接アドバイスを得られる機会も。
県では、大手と違う「オンリーワン商品」を開発したい人や、商品の特徴が伝わるパッケージやPRツールをつくりたい人、自社製品の高付加価値化への取り組み、情報発信、販路開拓・拡大を目指す人などに参加してほしいとしている。
詳細はホームページで確認できる。参加無料。応募は今月6日まで。