八重山の中学校21校による総合文化祭-美術作品などを展示

個性的な作品が並んだ「八重山地区中学校総合文化祭」

個性的な作品が並んだ「八重山地区中学校総合文化祭」

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 八重山郡内にある21の中学校による「八重山地区中学校総合文化祭」が11月10日11日、石垣市民会館(石垣市浜崎町)で行われた。開催は「創りあげた新たな文化 今あなたに届けたい 未来へ届け我等の文化」をテーマに、各中学校での文化活動の成果を発表し豊かな感性や創造力を培うのが目的で、今年が13回目。

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 展示の部は同会場の大ホールロビー、中ホールおよび展示ホールの3カ所で行われ、15校の作品が展示された。美術作品では中学生が個性あふれる漆喰(しっくい)で作ったシーサーやピクトグラフデザインなどを展示。「総合的な学習」のコーナーには職場体験新聞や生徒が地域を調べた壁新聞などが掲示された。

 このうち名蔵中学校の美術コーナーでは鉛筆で描いた自画像を元絵に折り紙やチラシなどを貼り付けて作成したコラージュ作品を展示。なかには犬の写真を使用して顔を作った作品もあり、個性的な作風で訪れた人の目を楽しませていた。八重山養護学校のコーナーにはオリジナルの携帯ストラップやサンゴを白い板に貼り付けて色を加えた「サンゴアート」なども並んだ。

 中ホール会場では本棚などの技術家庭科作品、俳句や詩の作品、書道など多数の作品が展示され、生徒や父兄たちが一つひとつの作品にじっくりと見入っていた。

 11日には舞台の部が行われ、各学校選抜による「鷲ぬ鳥節」「デンサー節」の合同演奏やリズムダンス、英語弁論、マーチング演奏などを披露した。フィナーレは「上を向いて歩こう」を参加者全員で合唱し文化祭を締めくくった。

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