国境の島を駆け巡れ-日本最西端・与那国島一周マラソン

日本最西端与那国島一周マラソンが開催され、島外からの参加者も多くみられた。

日本最西端与那国島一周マラソンが開催され、島外からの参加者も多くみられた。

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 第15回日本最西端与那国島一周マラソン(主催・与那国町)が11月10日、与那国中学校グラウンドを主会場に開催された。同マラソンは、第1回となる1993年以降毎年開催されており、今年で15回目。

 当日はあいにくの曇り空の中、例年よりも多い316人がエントリーし、305人がマラソンに参加。曇り空を一蹴する好走で健脚を競った。特に島外からの参加が目立ち、最西端マラソンの人気ぶりをアピールした。

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 24キロコースは13時に与那国中学校グラウンド、10キロコースは13時30分に日本最西端の西崎灯台を、それぞれスタートした。島の地形は激しい起伏に富んでおり、距離は短いながらも走り応えのあるコース。参加者はアップダウンの激しい坂道に悪戦苦闘しながらも、カメラには笑顔を送るなどの余裕も見せ、それぞれにマラソンを楽しんでいる様子だった。

 マラソンの後には閉会式と島民と島外からのマラソン参加者のふれあいを目的とした「ふれあいパーティー」が開催され、与那国中学校の生徒による郷土芸能やフラダンス、地元与那国島の人気バンド「まいふなバンド」のライブなどで盛り上がった。パーティーの最後は「まいふなバンド」の曲「ふがらっさ」で島の長い一日を締めくくった。

 「ふがらっさ」は島の言葉で「ありがとう」を意味し、参加者や協力者、与那国島を訪れたすべての人に「ありがとう」の気持ちを込めて送られた。演奏の間、参加者は総立ちでカチャーシーを踊るなど、盛り上がったマラソン大会にふさわしいにぎやかな幕締めとなった。

 順位は以下の通り。24キロ男子1位=村松稔、同2位=園田正樹、同3位=宇山徳彦、同女子1位=中山いずみ、同2位=田頭瑠都、同3位=志村明子。10キロ男子1位=富崎義明、同2位=清野勝美、同3位=大道正信、同女子1位=砂川和美、同2位=川田薫、同3位=神谷真紀(以上、敬称略)。