「2013石垣市スポーツ・レクリエーション祭」が10月20日、石垣市総合体育館をメイン会場に行われ、子どもからお年寄りまで多くの市民が汗を流して楽しんだ。
主催は石垣市。同祭は市民の健康増進と生涯スポーツの振興を図り、心身ともに健康で明るい豊かな市民生活を推進することを目的に毎年開催されている。
当日は朝9時半から16時までさまざまなイベントを用意。数時間ごとにラジオ体操が行われた。メーンアリーナでは、握力や上体起こし、反復横跳びや立ち幅跳びなどを計測できる体力測定のコーナーを設置。ミニトランポリンやキンボール、フラフープやフリスピーなど、会場のあちこちで軽スポーツ体操を楽しむ姿が見られ、子どもたちの元気な声がアリーナ内に鳴り響いた。
館内の武道場では、ヨガやピラティス、エアロビクスなどの教室も。無料で行えるレッスンに多くの女性が駆け付け、インストラクターの指導の下、エクササイズに励んでいた。
このほかゲートボールやノルディックウオーキングなど、さまざまなスポーツやレクリエーションが開催され、幅広い世代が爽やかな汗を流した。
体力測定を行ったという嘉良志達君(11歳)は「反復横跳びが楽しかった」、20メートルを往復する持久走コーナーを体験したという南風原宏夢君(10歳)は「シャトルランを70回走れた。きつかったけど、兄ちゃんに勝てた」とうれしそうに話していた。友人同士でピラティスを体験したという30代女性は「意外ときつかったけど、普段あまり使っていない筋肉が使えた。こういう会が頻繁にあればいいなと思う」と笑顔で会場を後にした。