ハロウィーン直前の週末となった10月26日、石垣市総合体育館サブアリーナ(石垣市平得)で「キッズ・ハロウィーンパーティー2013」が開催された。
「トリック・オア・トリート!」と教わったばかりの英語を話す子どもたち
国際交流事業の一環として、石垣市が毎年開いているもの。欧米の子どもたちが楽しみにしているハロウィーンを石垣の子どもたちにも体験してもらい、英会話や異文化への理解にもつなげてもらおうという狙い。
当日は吸血鬼やお化け、お姫様や魔法使い、テレビのヒーローや映画のキャラクターなどさまざまな衣装に身を包んだ子どもたちが集合。石垣市の国際交流員・ジェン・マーサ・キューさんをはじめ、市内のALT(外国語指導助手)、外国人ボランティアスタッフらが英語を交えながら会の進行を行い、ハロウィーンをテーマにしたゲームなどでイベントを盛り上げた。
会の終盤には子どもたち全員にお菓子のプレゼントも。1人ずつ列に並び、恥ずかしそうに「トリック・オア・トリート!」と教わったばかりの英語を話し、「ハッピー・ハロウィーン」と外国人スタッフに手渡されたお菓子をうれしそうな表情で受け取っていた。
会場には約500人の親子連れが参加。仮装の衣装は市内のショップで購入した人のほか、手作り衣装も目立ち、中にはこの日のために県外のパーティーショップでそろえたという親子連れの姿もあった。
初めてイベントに参加したという植村琉人君は「かわいいお化けをお母さんと一緒に作って着て来た。今日は楽しかった」、母親の真美さんは「子どもがすごく楽しそうで参加して良かった。来年もまた来たい」と話していた。