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石垣の美崎牛販売「いしがきミートしん」が「美崎牛本店」に

「美崎牛のこだわりを持ち、消費者の声を聞き、地元の人に愛される店にしたい」と信二さん(左から2人目)

「美崎牛のこだわりを持ち、消費者の声を聞き、地元の人に愛される店にしたい」と信二さん(左から2人目)

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 石垣のいしがきミートしんが11月16日、肉卸問屋「美崎牛本店」(石垣市大川、TEL 0980-87-0575)に名称を改め移転した。

八重山病院西側入口近くに移転、夕食メニューがそろう

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 2007年より美崎牛の生産を開始、新川で4年前から直営店を営んできた。美崎信二社長は「『石垣牛』は最近高騰し、地元の消費者は食べられない名産品になりつつあるが、『美崎牛』は肥育期間によって、気軽に食卓で食べられる肉から贈答用の特選肉まで選べるのが特長。4年の直営店経営で今後やっていける大きな自信がつき移転した」という。

 店舗面積は130坪。販売スペース、拡充した工場、事務所で3分する。15坪の大型冷蔵(冷凍)庫を完備した。店内には、肉だけでなく、野菜や豆腐、米、菓子類など、同店だけで夕食メニューがそろい、「前店と比較し、利用客は増えた」という。

 牛は父の信一さん・兄の伸栄さんが大里農道近くの牧場で約500頭育てる。独自の飼料と飼育環境にこだわり、工場で精肉加工し、コストを削減する。

 メニューはお歳暮ギフトをはじめ、切り落とし、バラ、ロース、ハンバーグが人気。「バラスライス」(120円)、「切り落とし」(300円、以上100グラムあたり)「ハンバーグ」(150円)、業務用の肉と小分けの250グラムでも提供する。

 「美崎牛のこだわりを持ち、消費者の声を聞き、地元の人に愛される店にしたい」と信二さん。

 営業時間は9時~19時、工場・卸販売は9時~17時。

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