石垣の平田原(ひらたばる)で5月24日、早くも稲刈りが始まった。米の収穫を行うのは、山根政人さん。平田原で8ヘクタールの水田を管理し、「ひとめぼれ」を育てる。
石垣の稲作農家は年に2回、または3回収穫し、山根さんは2期作する。1期は2月4日に田植えを始め、109日目の5月24日に稲刈りを開始。「2期作目は7月末から11月にかけて栽培する」という。
「今期は日照不足と低温のため、収穫まで時間がかかった。今後は天候の影響を受けにくいミルキーサマーの栽培に切り替えていく」と話す。
収穫した米は、6月6日に「JAゆらてぃく市場」で販売を開始する。石垣市民は日本一早く新米を食べることができる。
「米の流通は、市内、または沖縄県内に限られてしまうが、国内でいち早く新米を味わってほしい」と山根さん。