石垣に6月13日、「ダイニング 島胡椒(ぴぱーつ)」(石垣市真栄里、TEL 0980-87-0607)が開店した。
1年半前まで同じ店名で営業していたが経営会社は異なり、広島や岡山で居酒屋を展開する「ストーリーテラー」。店長を任された玉松綾子さんは4月末に急きょ来島し、準備を進めてきた。「石垣島は青い空と海、きれいな空気に癒やされる。お返しにお客さまを癒やしたい」という。スタッフは島外から5人を含む10人で対応する。「みんなでワイワイとニスや白ペンキを塗り開店にこぎ着けた」
店舗面積は30坪。店内は2つの空間に分け、テーブル席を70席用意。ディナーではキャンドルをともし、雰囲気作りにも気を配る。
料理は石垣島の素材を使った創作料理。ランチは4コースから選択でき、玉松さんの「おすすめ」は、アグー豚の焼きしゃぶがメーンの「Cコース」(2,484円)。自席でアグー豚を鉄板で焼くことができる。
ディナーは「ぴぱーつコース」(3,240円)と「美ら島コース」(7,344円)を用意するが、「単品のアラカルトも充実しているので同席者全員が同じコースでなくても可能。パスタやデザートを選択でき、なるべくお客さまのリクエストに沿うようにしたい」という。
アラカルトでは「島野菜のパスタ」(1,440円)や相性が良い「近海マグロとアボカドのカルパッチョ」(950円)など。
「地元の皆さん、観光の皆さん、台湾クルーズの皆さんなどにコーヒー1杯から気軽に利用してほしい。特に誕生日や記念日などに利用していただければ、一緒にスペシャルな時間を演出したい。お客さまとのコミュニケーションを大事にしていきたい」と玉松さん。
営業時間は、11時~15時、17時~22時。