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石垣で「南の島の星まつり」始まる-星空観望会&ライブも盛況に

公開ウエディングでは夏川さんとTAKEさんによる歌のプレゼントも

公開ウエディングでは夏川さんとTAKEさんによる歌のプレゼントも

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 石垣島の夏の風物詩「南の島の星まつり」が始まった。開催初日となる8月2日、南ぬ浜緑地公園(石垣市南ぬ浜町)ではメーンイベントの「ライトダウン星空観望会&夕涼みライブ」が開催され、多くの市民や観光客が詰め掛けた。

会場には天体望遠鏡も多数配置

 石垣市・国立天文台・八重山星の会などの共催となる同祭り。星空を観光資源の一つとしてPRし、星空に親しむことで科学的関心や自然環境への意識を高めてもらうことを目的に開催。今年で13年目を迎える。

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 毎年天文学者らによる国際会議や学会などが開かれている石垣島。2011年にはテレビ番組の特集「天文学者が選ぶ綺麗な星空」(TBS)で日本一に選ばれるなど、近年石垣の美しい星空は周知され、同イベントにも各種ツアー商品が企画されるなど観光客からも人気を集めている。

 野外ライブでは、地元出身の歌手・リカ・トゥモールさん、石垣市観光大使の夏川りみさん、同天の川大使「Skoop On Somebody(スクープオンサンバティー)」らが出演し、会場を盛り上げた。

 ライブに続き、昨年初開催で好評を博した「星空公開ウエディング」も(石垣市商工会星物語推進委員会主催)。会場中央に敷かれた八重山の伝統織・ミンサー柄のバージンロードを、琉装に身を包んだ奥村始さん・優美さんカップルがゆっくりと歩いて舞台へ上がると、観客らは拍手や掛け声で2人を祝福した。

 昨年の星祭り会場で出会ったのがきっかけで結婚することになった2人は、優美さんの息子の拓也くんに助けられながら指輪の交換、八重山藍(=愛)と福木(=福)で染められたストールの交換などを行った。始さんは「昨年の会場にいた3人がこうして式を挙げられることを本当にうれしく思う」と話し、優美さんは「夢のよう。来年ここにいる誰かがこの場所に立てるといいと思う」と涙した。拓也くんも「僕らの夢がかなった。みんなありがとう」と感謝の気持ちを語り、会場から温かい拍手を受けていた。

 20時30分には全島一斉ライトダウンが行われ、星空観望会が開かれた。あいにくの曇天のため録画映像の天文解説が中心となったが、八重山星の会と八重山高校放送研究部の生徒による宮沢賢治作品の朗読&観望会など新企画も。時折雲の切れ間から顔をのぞかせる星座や月に、会場からは「見えた」「さそり座だ」と歓声が上がった。

 星祭りは8月10日まで。期間中、「石垣島天文台」「VERA観測局」「八重山博物館」など市内各地で関連イベントが開かれる。詳しくはホームページで確認できる。

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