介護老人保健施設「いしがき太陽の里」(石垣市大浜)で10月18日、「第20回 太陽の里秋祭り」が開催され、同施設内交流広場には入所者とその家族、地域住民など多くの市民が訪れた。
祭りは施設職員による踊り「鷲ぬ鳥節」で幕開け。続いて八重山商工高校郷土芸能部による「マミドーマ」など八重山舞踊の披露、八重山エイサー団体「和琉風(とりかじ)」によるエイサー演舞など、さまざまな演目が繰り広げられた。
特別ゲストとして地元出身ミュージシャン・石垣喜幸さん、同・前花雄介さんも登場。石垣さんはアコースティックギターでオリジナル曲を、前花さんは前津由喜美さんの三線、松野智憲さんのパーカッションと共にオリジナル曲をそれぞれ披露し、入所者らが舞台前で手拍子を取りながら演奏を楽しむ姿も。最後はカチャーシーで、出演者や観客も一緒になって踊っていた。
イベントの終盤には施設脇の浜辺から打ち上げ花火も。間近で見る花火の迫力に会場からは大きな歓声が上がり、華々しくフィナーレを飾った。
会場内には八重山高校野球部父母の会、大浜中学校野球部、スポーツ少年団アカハチによる出店があり、焼き鳥や生ビール片手に舞台を楽しむ家族連れなどでにぎわった。