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石垣島産牛革ランドセル発売-「食べる石垣牛」から「背負う石垣牛」へ商品開発

8年かけて商品開発したという

8年かけて商品開発したという

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 石垣レザー(石垣市浜崎町、TEL 0980-87-5186)は12月15日、石垣島産牛革ランドセルを発売する。

良質な牛革を全国にアピールしていきたい

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 県内初の牛革ランドセルは、ゆいまーる牧場、牛種子牧場、美崎畜産が原皮を提供、兵庫県の雅彦化成、長野県の宮内産業がタンナー(なめし処理)を行い、愛知県の松山鞄が製造する。1頭の牛革から3個を生産できる。

 本革、国内生産にこだわり、オーソドックスな学習院型ランドセルで黒と赤を用意。A4サイズ対応で、ミンサーの「五四(いつよ)」模様を施し1キロと軽く仕上げた。防水加工でメンテナンスはフリー。6年間保証を付ける。

 石垣レザーの浜元さおりさんは「石垣牛は焼き肉で全国的に有名になったが皮は島内で利用されていなかった。8年ほど前から有効活用へ試行錯誤を重ねてきたが、ようやく商品化ができた。地元の子どもを中心に使ってもらえれば」と期待を込める。

 石垣皮革組合筆頭理事の石垣憲良さんは「国内牛革製品は少ないため、今後は名刺入れ、財布、ストラップ、スパイク、グローブなどに加工し、食べる石垣牛以外に良質な牛革を全国にアピールしていきたい」という。

 「国内屈指の加工を施し、使い込むほど味わいが出てくる。スレに強く、次第に柔らかくなり、お子さまになじむはず。飽きの来ないデザインで6年間を通じて使える。お孫さんへのプレゼントにいかが」と浜元さん。

 価格は5万5,080円。タウンパルやまだで取り扱う。

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