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石垣で初のおきなわ新喜劇-地元出身の具志堅用高さんも出演

「石垣でこんなに楽しい舞台が見られるとは思わなかった」と観覧者

「石垣でこんなに楽しい舞台が見られるとは思わなかった」と観覧者

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 石垣市民会館(石垣市浜崎町)大ホールで12月17日、「第1回おきなわ新喜劇ツアー 『Do You “シーミー”?』」石垣島公演が行われた。主催は吉本興業。

具志堅用高さんが舞台に立つと、ひときわ大きな拍手も

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 ステージを前にガレッジセールが登場。ゴリさんは「石垣の人は前売りチケットを買う習慣がないので怖かった。今日は立ち見が出るお客さまに来ていただきほっとしている。1カ月前は興味ない、1週間前は何かあるみたいだ、3日前に行ってみよう、前日に何でチケットが無いと言う」と笑わせた。

 舞台は、旧暦の3月に行われる「シーミー(清明祭)」という沖縄独特の「お墓の前のピクニック行事」を題材に、ドタバタコメディーを繰り広げる内容。出演者が1人ずつ登場し、観客は大きな拍手で出迎えた。

 子どもでも理解できるお笑いに、沖縄文化の解説やディープな方言も交えて観客を笑いの渦に巻き込んだ。2015年に国際ボクシング殿堂入りが発表された、石垣島出身の具志堅用高さんもスペシャルゲストで登場。出演者の名前や配役を覚えておらず、ゴリさんに素のまま怒られ、笑いを誘った。

 観覧した高嶺美香子さんは「石垣でこんなに楽しい舞台が見られるとは思わなかった。ぜひ来年も来てほしい。1部の八重山の子どもたちの活躍も素晴らしかった」と感想。

 プロデューサーでもあるゴリさんは「今後10年を目標に、おきなわ新喜劇を定着させたい。そのためには、地元で活躍している役者、タレント、アーティスト、舞台制作者とタッグを組んで一緒に成長していければ」という。

 舞台の1部は「金の卵発掘ステージ」として上地空手道場、八重山高校ダンス同好会、AEDB48・ISG、粒マスタード安次嶺さんらが出演した。

 出演者は、ガレッジセール、スリムクラブ、福田加奈子さん、普久原明さん、かでかるさとしさん、城間やよいさん、玉那覇由規さん、粒マスタード安次嶺、玉那覇由規さん、宮川たま子さん、大屋あゆみさん、ピーチキャッスル、ありんくりん、ツウシイム、スペシャルゲストで具志堅用高さん。

 同内容の公演は1月2日16時からNHK総合(沖縄県内)で放映予定。1月には東名阪公演が3カ所で行われる。

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